弾痕ステッカー(1995-)
表現者である「私」が、ひとり二役(被害者と加害者)になるためのアイテムとして「弾痕ステッカー」を選んだ。このガラス板の壊れた痕は「加害者」によってつくられたものであると同時に、「被害者」が被害状況を公開する決断をしたことによって現れたと仮定する抵抗の在り方として扱う。どちらの「攻め」の意思も拮抗する架空の状況設定をつくる。
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